2015.12.04
授業から体験へ ~福祉学習を行いました~
こんにちは。飯高支所です。
12月3日(木)、宮前小学校で、国語の単元「手と心で読む点字」を学んだ4年生の子どもたちが、視覚障がいのある方から直接日常の生活について話を聞いて学ぶ、福祉学習を行いました。
講師にお招きしたのは、松阪市視覚障害者協会会長の河原(かわはら)洋紀(ひろのり)さんです。子どもたちは事前に視覚障がいのある方のサポートツールについても調べていましたが、実際に河原さんが出したのは、インターネットを駆使した機器など、子どもたちの想像を上回るものでした。
最初は緊張の色を浮かべていた子どもたちも、次第に素朴な疑問を口にして、たくさんの質問が飛び交いました。
お会いする前は、「目が見えないから車イスが必要かな」「階段はおんぶかな」といった「お手伝いありき」のイメージがありましたが、180度変わりました。
福祉学習を通じて、困っている人に手を差し伸べられるような子どもたちがたくさん育つ地域づくりをお手伝いできればと思います。