社協職員日記

2019.07.10

大石地区まちづくり協議会 「災害図上訓練(DIG)」 が大江中学校で開催されました。

こんにちは! 松阪支所地域福祉係です。

7月7日(日)大石地区まちづくり協議会 「災害図上訓練(DIG)」 が

大江中学校のランチルームにて開催されました。

地域の防災・減災に向けて、この大石地区では災害への備えとしてより実践的な

【大石地区防災計画】を作成する為、第1回目のワークショップとして開催。

指導講師として、三重大学 准教授であり

地域圏防災・減災研究センター 社会連携部門長であられる川口淳さんをお招きし

大石地区3町を5つのグループに分けグループワーク形式で実施しました。

まずは、それぞれの地域の地図を基に、河川・水路・貯水池は水色マーカー。

道路は茶色マーカーで色分けし地域の地形を確認します。

次に防災資源の所在確認として、

公共機関・学校幼稚園等・消防交番・医療関係の場所に色分けしたシールを張り、

ハザードマップを見てイエローゾーン・レッドゾーンの色塗りをします。

その地図の情報を踏まえながら

実際の自分の行動を(自分だったらどうするか?どこで何をしていますか?)

台風接近を想定し時系列で皆の行動を発表し合います。

①台風発生(2日前)  ②雨が降り出す(1日前夕方)

③大雨洪水注意報発令(当日早朝)

④大石地区全域に避難準備高齢者等避難開始(当日昼)

⑤大雨洪水警報・土砂災害警報 避難勧告発令 

⑥避難指示発令 大石全域が停電

接近に伴い、台風進路の確認や、食材の買い出し、田んぼの水路確認、家の周りの片付け・戸閉めなど

「自分は何をしているか?」一つずつ確認しながら付箋に書き出しましたが、

避難指示が出ても避難されない方が多く

先生の「あなたはいつ避難しましたか?」

「もう土砂で流されている可能性がありますよ」の言葉に皆さん衝撃を受けておられました。

その後、反省と検討を行い

一人暮らしの高齢者は「迷惑かけるで行かへん」と言われるが、

先頭に立って動くリーダーを作り、みんなが一緒に行こう! 

と誘い合うなど隣近所の“地域の助け合い”が必要である。

また、雨が少ない動けるうちに早い段階で避難をしよう! など沢山の意見が出ました。

この大石地区は、昨年台風による土砂崩れが起こり、生活道路が寸断。各所で停電が発生した地域です。

この被害を教訓として、「ここは一人暮らしやで」「ここのお婆ちゃん連れてかなあかん」と

顔の見えるご近所の同じ地区で話し合いを行うことにより

自らの命を守る(自助)とご近所で助け合おう(共助)の思いが自然と生まれ実践に繋がります。

今回のDIG訓練により、ご近所さんが同じ地域のことを一緒に考える有意義な機会となり

この大石地区の団結力と地域力を深く感じました。

9月にはこの訓練を踏まえ避難訓練が開催されます。

地域の実情に沿った訓練が実践できるよう取組みを進めていくとのことです。

大石地区の皆さん、三重大学 准教授 川口先生、松阪市防災対策課さん ありがとうございました。

9月もよろしくお願いいたします!!

 

※【DIGとは】Disaster(災害)Imagination(想像)Game(ゲーム)の略で災害訓練の方法です。

 参加者が地域の地図を囲んで、ゲーム感覚で災害時の対応(危険個所の確認や避難経路など)を考える訓練のこと。

ページの先頭へ戻る